出産祝いを渡す前に…ママが喜ぶ秘訣は○○だった!!
出産祝いを渡すために、お祝いの品を一生懸命考えて用意し、マナーもしっかり頭に入れてバッチリ♪
でも、ちょっと待った!!
もしかしたら、お祝いをする側と、される側のママとの気持ちがズレているかも…?!
産後のママは、想像以上にデリケート。傷つくのも喜ぶのも、あなたの気遣いひとつで決まります!!
そんなママの想いや状態をしっかり把握して、もうワンランク上の気遣いをしてみませんか?あなたの気遣いが、きっと1番の祝福になること間違いなしです!

出産祝いを渡す前に…産後のママってこんな状況
実際、私も出産を経験しましたが、今から思えば辛かったなぁ…と当時を振り返ると思います。 では、まずは産後のママの状態を簡単に解説します♪

睡眠不足
赤ちゃんはまだまとめて寝られないので、2~3時間ごとにお世話が必要です。
ママもそれに合わせて細切れ睡眠になってしまうので、慢性的な睡眠不足になります。 特に、産後すぐはまだリズムが掴めず辛い思いをするママも少なくありません。
メンタルが不安定
産後鬱、産後ハイという単語はよく耳にすると思います。
産後はホルモンバランスや身体や環境の変化が激しく、気分が落ち込んだりハイテンションになったりします。 加えて、初めての赤ちゃんのお世話に不安になる事も多く、心配事も付きません。

身体へのダメージ
産後1ヶ月は、布団を敷きっぱなしにして安静にするようにと産院からも言われるくらい、産後のママの身体にはダメージが残ります。 また、産後の身体が回復しても、腰痛が出たり腱鞘炎、乳腺炎…など、様々なトラブルが起こる事も少なくありません。
出産祝いを渡す前に!ママへの気遣いポイント
ポイント①「事前に日にちと時間を決めよう」
産後は、授乳をしていたり、すっぴんのままだったり…体調が優れないなど、急な訪問だと慌ててしまう事があります。
ですので、事前に日にちと時間をしっかり決めておくことにより、その約束に合わせて授乳をしたり、メイクをしたりと、ベストなタイミングで迎え入れられるので喜ばれますよ!
ポイント②「長居はしない」
夜中の授乳や慣れない育児、そして産後の体の負担などがあり、長時間になってしまうとママも疲れてしまいます。
体調を気遣いながら、なるべくママの負担にならないよう少し早めに切り上げて帰りましょう!

ポイント➂「ママを労わろう」
産後は、気分が落ち込んだり悩みがあったり、ママのメンタルは不安定。
ですので、積極的に話を聞いてあげたり、できる範囲で赤ちゃんのお世話のサポートをしてあげたりと、労ってあげましょう。
食事制限などをしていないのであれば、ママの好きな食べ物や飲み物を持っていくのも喜ばれますよ♪
出産祝い!ママが困った実例
①「産後の辛さをわかってくれない!」
「帝王切開だったら、痛くなかったよね?」
「産後は、できるだけたくさん動いた方が早く回復するよ。」
「この子はよく寝るから育児楽よね!」
など、間違った知識や押し付けで、傷ついてしまう事がたくさんありました。
出産育児、特に初産なら本当に大変で、楽だなんて事は絶対にないのです。
「よく頑張ったね。」「できるだけ体を休めてね。」「育児で悩んだら話聞くからね。」と、優しい言葉をかけてあげて下さいね。
②「独身時代と同じ感覚?!」
上記のポイントにも書いていたように、
日時を決めない(急な変更)で訪問したり、長居されるのは、やはり負担になりました。また、SNSにUPする時も必ず確認してほしいなと思っていました。
産後の太って疲れた顔を見られたくなかったり、共通の友人知人への出産の報告のタイミングをこちらで考えたいなどの理由です。
いくら仲が良くても、こういった節目の場合は必ず確認しておく方が安心ですよ!

出産祝い!ママが嬉しかった実例
①「急な予定変更に理解してくれて…」
産後は体調やメンタル的にも安定しない日が続いていました。ちゃんと友人を迎え入れられるか不安を感じていましたが、そんな時に
「体調が悪かったら、予定変更しようね!」
と言って貰えた事により、絶対じゃなくても大丈夫なんだな♪と、プレッシャーが軽減されましたよ。そんな何気ない一言にホッとするものなんです!
②「会いにきてくれるだけで嬉しい!」
結婚後少し離れた場所へ引っ越した為、初めての育児なのに近くに相談する人もおらず、寂しさと不安でいっぱいな毎日を送っていました。
そんな時に友人が出産祝いを持って遠くから会いにきてくれた事が、本当に嬉しかったです!
出産祝いのプレゼントより、ただただ会えた事があの頃の私にとって励みになりました。

③「ママも頑張ったね!」
赤ちゃんが生まれると、自然と主役は赤ちゃんに。それも勿論嬉しいのですが、私ももう少し労って欲しい…と思ったのが本音でした。
そんな時に、「ママが1番頑張った!」と言ってたくさん祝福してくれた友人に、思わず涙がでました。
お祝いの品が、ママ用のケアグッズやアロマ、大好きなスイーツや温かい飲み物など、自分へのご褒美だったのも嬉しかったです♪
人とは違う視点の気遣いができる人は、とても印象に残りましたよ!

④「温かいお手紙」
今の時代、メールでメッセージを送って貰うのが当たり前ですよね。勿論、それもとても嬉しかったです!
でも1人だけ、出産祝いに手書きのお手紙を何枚も書いてくれた友人がいました。
少し心細くなった時に、その手書きのお手紙を何回も何回も開いて励まされました。デジタルな時代だからこそ、アナログにしかない温もりを感じましたよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
出産育児に何を渡すのか、しきたりやマナーを知っているのか、それも勿論大切ですが、ママへのちょっとした気遣いで印象は大きく変わります。特に、結婚、出産など、人生の一大イベントの時には思い入れが強いものです。
しっかりママの気持ちを理解して、祝福の想いを伝えれば、きっと何倍も喜んで貰えますよ!
